Windowsのアプリ管理はChocolateyにおまかせ

Windowsを使うなら、コレ必須かも。

どうも、BLKY(＠blky３)です。

先日PCメーカーのDELLが主催するデルアンバサダーでNew XPS 13の1ヶ月間モニターに選ばれました。
届いて早々Windowsでの環境を構築をしているのですが、使いたいアプリがMicrosoft Storeになくインストールが結構面倒です。

New XPS 13が届きました。１ヶ月モニターをさせていただきます。#デルアンバサダー

そこで解決するのがChocolateyというパッケージ管理ソフトです。macOSでいうHomebrewやHomebrew caskのようなものでアプリケーションを一元管理することができます。

今回はChocolateyの導入や簡単な使い方を紹介したいと思います。

Chocolateyについて

Chocolatey – The package manager for Windows

ChocolateyはWindowsのパッケージ管理ソフトです。パッケージ管理ソフトといえば、macOSならHomebrew、LinuxならaptやdnfやLinuxbrewがあります。

記事執筆時点で5837もの数からChromeやFirefoxといったアプリを簡単にインストールできます。また、インストール済のアプリを一括更新したり管理をしやすくする便利なソフトウェアです。

インストール

まずはインストールから。
コマンドプロンプトを管理者権限で起動します。

検索フィールドに「cmd」と入力、表示されたコマンドプロンプトを右クリックで管理者権限で起動します。

次にChocolateyのサイトからインストールコマンドをコピーします。

Installation

コマンドプロンプトに戻り、コマンドを右クリックでペーストして確定します。何やらいろいろ表示されるので完了まで待ちましょう。

使い方

Chocolateyはインストール時と同じように、管理者権限でコマンドプロンプトでコマンドを打ち込んで操作します。

インストール・パッケージの検索・アンインストール・アップデートを覚えておけば問題ないと思います。

インストール

C:\> choco install パッケージ名

例)
C:\> choco install googlechrome

アンインストール

C:\> choco uninstall パッケージ名

例)
C:\>choco uninstall googlechrome

検索方法

C:\> choco search 検索ワード

例)
C:\> choco search google

アップデート

C:\> choco upgrade パッケージ名

例)
C:\> choco upgrade googlechrome

GUIをインストール

ChocolateyにはGUI（グラフィカユーザーインターフェース）も用意されています。コマンドを打ち込むのではなく、エクスプローラーやブラウザのようにマウスやタッチパッドで操作できるので、こちらもインストールしておくと便利です。

Chocolatey GUIのインストール

C:\> choco install chocolateygui

上記のコマンドを管理者権限で開いたコマンドプロンプトに打ち込みインストールします。

使い方

Chocolatey GUIを開くとこんな感じ。左サイドパネルの「ローカルPC」ではChocolateyでインストール済パッケージリストが確認できます。

左サイドパネルの「Chocolatey」では提供されているパッケージリスト。

インストール方法はパッケージをダブルクリックで詳細画面を開き、右下のインストールから。

やっぱりGUIがあるとアプリのインストールもしやすいです。

複数のPC間で同じ環境に

Chocolatey GUIではインストールパッケージリストをエクスポートができます。この機能を使って他のPCでも同じ環境を整えることも簡単。

サイドパネルのローカルPCのインストール済パッケージリストを開きます。右上の保存ボタンからxmlファイルをエクスポートします。

一括インストール方法

こちらはGUIからではなくコマンドプロンプトからになってしまいます。

C:\> choco install エクスポートファイル