日本時間10月10日にGoogleが開催したイベントにて新しいChromeOS端末「Pixel Slate」を発表しました。
同時に発表されたAndroidスマートフォンのPixel 3から日本では初めてのPixel初来日だったり、そもそもPixel Slateが日本では発売されないこともあり空気状態。
そんなPixel Slateですが、僕は非常に気になっています。
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Pixel Slateについて
Pixel SlateはGoogleが開発しているChrome OSを搭載したタブレット型PCです。
同じChromeBook(ChromeOS搭載ラップトップPC)で過去にPixel CやPixelBookをリリースしていますが、初めてのデタッチャブルタイプ(ディスプレイとキーボードが切り離せる)のデバイス。
CPU | Intel Celeron / 8th Gen Core m3 / i5 / i7 |
RAM | 4 / 8 / 16 GB |
ストレージ | 64 / 128 / 256 GB |
ディスプレイ | 12.3インチ 3000 x 2000 |
サイズ | D290.85 x W202.04 x H 7.0 mm |
重量 | 721 g + 486 g(Pixel Slate Keyboard) |
バッテリーライフ | 最大約10時間 |
ワイヤレス | 802.11 a/b/g/n/ac, Bluetooth 4.2 |
カメラ | 8MP |
セキュリティ | 指紋認証 |
外部端子 | USB-C x 2 / Accessory Connector |
Pixel Slateのスペックは上記の通り。第8世代のIntel CPUを搭載していて下はCeleronからCore i7までのラインナップです。このCore CPUはi7-8500Yで、Appleでいう12インチ MacBookに使われているCPUと同じライン。macOSが十分に動くので軽量なChromeOSではかなりのパフォーマンスがでそうです。
セキュリティには指紋認証を搭載しています。顔認証が搭載されているスマホやPCが多くなりましたが、なんだかんだで扱いやすい指紋認証でいいなと思います。
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気になる理由
デタッチャブル端末(2-in-1)
普段モバイルデバイスとして愛用しているiPad Pro + SmartKeyboard。元々タブレットが好きということもあって、このiPadライクな2-in-1スタイルに惹かれてしまいます。
別売りのPixel Slate KeyboardをPixel Slate本体側面のアクセサリーコネクターに接続して使うようです。Bluetoothなどで接続ではなく物理的なのでペアリングのオンオフや遅延といった障害がでないのがいいですよね。
写真を見てみるとラップトップスタイル時は、背面カバーで本体を支えています。本体縦部分だけの無段階調整ができるので使い勝手良さそう。iPad Proは3段階調整なので地味に使いづらい部分があります。
Chrome OSであること
今までWindowsやmacOS、LinuxとPC用のOSは使ったことがありますが、Chrome OSを搭載したPCを使ったことがありません。
というのもリリース当初はChromeブラウザしか動かないし「WindowsやMacがあるから必要ない」と思ったから。
しかしアップデートを重ね、Chrome OS上でAndroidアプリやLinuxアプリが動くようになっていました。
さらに、最近ではWeb技術が向上し、色々な作業をWebアプリ(ブラウザ
上 )でこなせることもあって、「Chrome OSいいんじゃないかな」と思うように。
特にLinuxが使えるのがが気になります。プログラミングをするのにターミナルやVS Code(エディタ)が動くとなると最高。
現状10.5インチ iPad Proを持ち歩いていて、ブログを書く・画像を編集するなどといった作業は快適。しかしWebサイトによってはモバイルサイトしか表示できない・ガッツリとプログラミングするなど使いにくいなど100点満点でないのが本音。
Pixel Slate(Chrome OS)がうまいことその隙間を埋めてくれそうな気がします。
Pixelbook Penが使える(スタイラスペン)
趣味で絵を書いたり、ちょっとしたメモをとったりとiPadとApple Pencilとの組み合わせをよく使っています。
Pixel SlateもPixel専用のスタイラスペンPixelbook Penを使うことができるようです。
あまり情報はありませんが、PixelbookとPixelbook Penとの組み合わせで新しいAPIを使ったアプリでは、かなりラグの少ない描画ができるようです。(Google Keep、Squidなど)
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懸念点
僕の中でかなり期待が高まっているPixel Slateですが、同時にいくつか懸念点もあります。
価格が高い
発売当初価格が高いと各所で言われていたPixelbookですが、1年前のモデルだけあって最近では価格が約$790(記事執筆時点 約89,000円)とこなれてきました。
Pixel Slateは本体以外にPixel Slate Keyboard($199 / 約22,000円)も合わせて購入になると思います。Pixel Slate・Pixelbookでは同じCore i5モデル(Pixelbookは7世代)でも$409(約45,000円)の価格差となりPixel Slateはかなり高価です。
Pixel Slate $999 + Keyboard $199 = $1,198(約134,000円)
これに合わせて関税やらでさらに5,000円オーバープラスされると思うので厳しい。
場所をとりそう
通常のラップトップはヒンジでディスプレイを支えますが、Pixel Slateはキーボードの背面カバーを折ってスタンドにして支えます。
このスタイルはiPad Pro + Smart Keyboardも同じですが、トラックパッドがない分意外とコンパクト。対してPixel Slateはフットプリントがトラックパッド分あるので奥行きを取りそうだなという印象です。
Pixelbook Penはどれぐらい使えるか
Pixelbook Penは一体どれくらいの追従性だったり描きやすいのか。
MicrosoftからリリースされているSurface Book + Surface Penでは追従性やペンを傾けた時のペン先と線のズレが気になって使いづらいと感じました。
普段iPad Pro + Apple Pencilを使っていて、この組み合わせは最高だと思っています。追従性やペン先と描画の線の差がなかったりと、使い心地はまるで紙とペン。
Apple Pencilを先に使ってしまっているゆえに、僕の中でハードルが高くなってしまっています。新APIに対応したアプリでどれほどまで使えるかが気になるところです。
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そもそも日本から買えるのか
日本では教育機関に使われていたりしていますが、いまいちコンシューマ向けには普及していないのかPixel Slateは現状日本での発売されません。
Pixelbookは日本からでもAmazon.comでの予約購入できたようですが、おそらくPixel Slateも購入できると思われますが、現状確実かどうかはわからないところです。
Pixelシリーズ限らずChromeBook自体が日本からでは購入しづらいのが難点ですよね。
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まとめ
なんやかんやと書いてきましたが、結局は「欲しい」。ひさびさに一目で欲しいと思ったのは久しぶり、直感を信じて買ってみようかどうしよう。
正直iPad Proに不満はあっても不便はそこまでしていないし、やっぱりSlateは高いよなーとか思ってます。
2018.10.27 追記
結局Pixel Slateの発売待たずにPixelbookを購入しました。
Pixel Slateは諦めてPixelbookを購入しました。 | ENHANCE
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