趣味でデスクトップミュージックいわゆるDTMをちょこちょことやっているのですが、ギターの録音や音の再生の質をもっとあげたいなと思ってオーディオインターフェースを買いました。
購入したのはNative Instruments(ネイティブインストゥルメンツ)のKomplete Audio 1(コンプリートオーディオワン)。初心者にはSteinberge(スタインバーグ)のUR12が定番みたいで、最初はこちらを買おうと思っていましたが、デザインに惹かれてKomplete Audioシリーズに決めました。
ざっと特徴をまとめると以下の感じ。
- 24bit / 192 kHzの高音質
- 音量の確認がしやすいVUメーター
- 操作しやすい大型ボリュームノブ
- 楽曲制作ソフトや音源が付属
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Native instruments Komplete Audioシリーズ
購入したNative Instruments(以下NI)のKomplete Audio 1には兄弟機なるKomplete Audio 2があります。それぞれのスペックをまとめると以下の通り。ざっと比較すると「モノラルで録音するか」・「ステレオで録音するか」の違い。
Komplete Audio 1 | Komplete Audio 2 | |
入力端子 | XLRマイク入力 / TRSライン入力 | XLR、TRSコンボジャック x 2 |
出力端子 | RCA端子 | TRS端子 |
オーディオ | 24bit / 192kHz | 24bit / 192kHz |
基本的に打ち込みメインでたまにギターなどのモノラル音源を録音したいくらいなのでお手頃なKomplete Audio 1に。
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Komplete Audio 1の外観
Komplete Audio 1の天面は左側に入力音量のVUメーター、右側にボリュームノブが配置されています。
正面はXLR マイク入力端子(48Vファンタム電源付き)、TRSライン入力端子があり、それぞれに入力ゲインコントロールあり、そしてヘッドフォン端子です。
背面はバスパワー駆動ができるUSB Type-B(USB2.0)、スピーカーを繋ぐ赤白のRCA端子、セキュリティワイヤーホール。
VUメーターはIN 1(XLR マイク)、IN 2(TRSライン)の入力をLED表示します。LEDが青から赤で表現され、「赤だと音がクリップ(音が大きすぎる)している」と一目で確認できます。
天面右側のボリュームノブは背面のRCA端子から出力される音量を設定できます。天面にある・大型なこともあって操作しやすく、ノブの回転もなめらかなので細かい調整が可能です。
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楽曲制作ソフトAbleton Live 10 Liteと音源が付属
- MONARK(シンセサイザー)
- 3 STUDIO-GRADE FX(エフェクター)
- Maschine Essentials(楽曲制作ソフト)
- Ableton Live 10 Lite(楽曲制作ソフト)
- Komplete Start(シンセサイザー、インスト、エフェクトなどのコレクション)
- Sounds.com(サンプル・ループが利用可能な月額サービス2ヶ月無料だけど日本未対応)
- E-Voucher(NIオンラインショップで利用可能な3,180円相当のギフト)
Komplete Audio 1を購入すると、DAW(楽曲制作ソフト)やソフトシンセサイザーなどが付属してきます。
他のオーディオインターフェースでもDAWなど付属していることが多いですが、ここまでシンセサイザーやエフェクターなどついていないんじゃないかと思います。
Komplete Audio 1を購入すれば、すぐに始められちゃいますね。
ちなみに僕が使っているDAWは「FL Studio」。エレクトロミュージック系の音楽制作に特化し、ライフタイムフリーアップグレード(購入すればバージョンアップ時に無償でアップグレードができる)になっています。WindowsとMacに対応しているのでデバイスをえらばず使える点も良いですね。
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iPadやiPhoneでは使える?
11インチiPad Proとの接続をしてみました。バスパワー駆動なのでUSBを挿すだけで使えます。
11インチiPad ProはポートがUSB-CでiPhoneのLightningよりも電源供給量が多いので使用前から動くと思っていたのですが、iPhoneではどうかなと思いつつ試してみました。
結果は電源に繋がないとパワーオンになりませんでした。iPhone側の仕様なので仕方ありません。iPhone使用時では下記のLightning USBカメラアダプタが必要。
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DTMをこれから始める方・打ち込みメインの方にオススメ
オーディオインターフェースはメカメカしい印象でしたが、Komplete Audio 1は非常にモダンでデスクにも馴染みやすいカッコいいデザイン。
付属する制作ソフトや音源も豊富で、これさえ買えばすぐに始められます。初心者やこれからDTMを始めたい人はオススメのオーディオインターフェースです。
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