DTM(デスクトップミュージック / 音楽制作)はパソコン1台あればできてしまいます。マウスやトラックパッドでポチポチと打ち込んで作ることができますが、別途MIDIキーボードがあるとグルーブなどノリや制作スピードも変わってくるかと思います。
僕もそうですが鍵盤を弾けないけどフィジカルに制作したいと思う方は多いはず。そんな人にオススメなのがパッドコントローラー、主にフィンガードラムに使われています。
フィンガードラムだけでなく、楽器が弾けなくてもパッドに割り当てたサンプル音源でそれとなく音楽ができるので非常に楽しい。
今回はそんなパッドコントローラーでオススメ5選を紹介したいと思います。
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AKAI MPD218 / スタンダードな16パッド
パッドコントローラーといえばAKAI、というほどの有名なメーカーのMPD218です。
強弱を感知するベロシティ、叩くと光るバックライト、DAWと連動できる6つのノブ型コントローラーが嬉しいスタンダードな16パッド。
USBケーブル1本で駆動できる嬉しいバスパワー仕様、さらに別途USBアダプタを使えばiPhoneやiPadでも専用のアプリからすぐに使用可能です。
価格も1万円ほどなので、しっかりとしたパッドで始めたい入門機としてオススメです。
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Novation Launchpad X / フィンガードラムだけでなく音程のある演奏も
Novation Launchpad Xは8×8の合計64パッドあるパッドコントローラー。
従来のパッドコントローラーはパッド数が少ないので、音程のある演奏が苦手になりますが、Launchpad Xを使えばフィンガードラムだけでなく鍵盤演奏用のノートモードにして鍵盤代わりとしても使うことも可能です。
例えばクロマチックモード(ピアノのような白鍵・黒鍵の音の並び)では縦に4度ずつ音が変わるので、ギター的な感覚で弾けちゃいます。バレーコードのように形を覚えれば、ずらずだけでコードチェンジが出来ちゃうんですよ。ルート・スケール変更が可能なので、キーから外すことなく演奏できるのは嬉しいところ。
また、音楽制作アプリのAbleton Liveに最適化されているので、パソコンに触らずにLaunchpad XからAbleton Liveを操作することができます。
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AKAI MPK mini MK2 / 鍵盤もパッドも
25鍵、8パッドあるMIDIコントローラーで、鍵盤もパッドも欲しいって方はこちらのAKAI MPK mini MK2がオススメです。
こちらも鍵盤・パッドがベロシティに対応していて、DAWとの連動ができるノブ型コントローラー、バックライトが装備されています。
音程のある演奏は鍵盤で、ドラムはパッドで人間味あるフィンガードラミングで演奏ができるので、鍵盤とパッドを別々に揃える必要がなくデスク上もコンパクトに。
また赤・白・黒のカラーリングがオタク心をくすぐります。
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Native Instruments Maschine MK3 / 高評価のパッドと豊富な音源
DTMをやっている人ならご存知のNIことNative InstrumentsのMaschine MK3。NIといえばMassiveやBatteryなどの音源が有名ですが、ハードも出しています。
こちらは4×4の16パッドで、どのレビュワーも口を揃えてパッドの出来を褒め称えています。撫でるように叩いたり強く叩いたりと強弱の感度幅が非常に優れています。
また付属する音源が魅力的。45GBにもなる音源 KOMPLETE 12 SELECT、音楽制作アプリMaschine 2が付属するので、1台あればすぐに音楽制作が始められます。
16パッドなので音程のある演奏は苦手ですが、サンプリングして制作するトラックメイクには非常にオススメ。
あとやっぱりNI製品のデザインめちゃくちゃカッコいいんですよね。
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Ableton Push 2 / Ableton Live専用コントローラー
最後はDAW(音楽制作アプリ) Ableton Liveの専用コントローラーAbleton Push 2です。
これまで紹介したパッドコントローラーは環境を選ばずに使えるものばかりでしたが、Ableton Push 2は専用というだけあって、真価を発揮するのはAbleton Liveを使ったとき。トラックやエフェクトの追加、エフェクトパラメーターの操作、ステップシーケンサーなど、もうDAWそのものといっても過言でないほど。
さらに8×8の合計64パッドなのでフィンガードラムだけでなく、音程のある演奏も得意としています。
Ableton Liveユーザーは手に入れたいパッドコントーラーです。ちなみに僕は最近ポチっちゃいました…!早く届け。
届いたらこのブログでレビューしますので、また遊びに来ていただければと思います。
まとめ / 鍵盤が弾けないDTMerはパッドで攻めよう
このようにパッドコントローラー1つでも、多様なものがあります。スタンダードなものだったり、鍵盤代わりに演奏が可能なものだったり。
鍵盤が弾けなくても、パッドでサンプル音源を鳴らすだけでも十分楽しいですし、それだけで楽曲も制作可能です。特に鍵盤が弾けないギタリストは64パッドあるLaunchpad Xだとすんなり演奏できちゃいます。
パッドコントローラーでフィジカルに音楽制作しちゃいましょう。
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