昨年Google HomeやAmazon Echoなどのスマートスピーカーが登場してから自宅のスマートホーム化が流行りました。ご多分に漏れず我が家でも Google Home Mini購入。
シーリングライトやテレビなどGoogleアシスタントに対応していない家電のコントロールはスマートリモコンのNature Remoを介してGoogle Homeやスマホから操作しています。
家電のオンオフがスマホや声で操作できるようになりましたが、実態は赤外線リモコンを別のリモコン(Nature Remo)に登録して使っているのにすぎないので細かい操作は難しい。
さらに使っているシーリングライトのリモコンが電源オンオフが兼用なので、明示的なオン・オフができない点があったりと「まぁどちらかといえば便利だよね」状態。
ということでまずは照明からGoogle HomeやAppleのHomeKitに対応した物を買ってみようと思い、調べてみて目に止まったのが「IKEA TRÅDFRI(トロードフリ)」。
IKEA TRÅDFRI(トロードフリ)
IKEAから発売されているスマート照明のTRÅDFRI(トロードフリ)。専用のリモコンやモーションセンサーを使って調光の操作が可能です。
トロードフリ照明はWi-fiやBluetoothといった無線規格ではなく「 ZigBee (ジグビー)」というものを使っています。ZigBeeは転送距離の短さや速度が遅い代わりに安価で消費電力が少ないのが特徴。
スマート照明の代名詞Philips Hueよりも安価
スマート照明で有名なPhilips Hueがあります、IKEA トロードフリは同じホワイトグラデーションの照明が安価で購入できます。
Philips Hueスターターキットが電球2個、ブリッジ(照明をネットワークにつなげるハブ)、リモコンで約14,000円。
トロードフリで同じ構成で購入すると電球x1(2,499円)、電球x1・リモコン(2,999円)、ブリッジ(4,499円)で合計9,997円。
トロードフリを知る前はPhilips Hueを狙っていましたが、地味に価格が高いので躊躇していました。数千円ではありますが安価なトロードフリのが気持ち的に敷居が低く思ったのでこちらに決めました。
トロードフリをセットアップしてみる
早速IKEAに足を運んで購入したの上記のトロードフリ電球3つ、ゲートウェイの合計4点。
トロードフリ電球は明るさ・光色を変えられるタイプと明るさを変えられるタイプの2つに分けられます。夜では電球色の温かい色にしたかったので前者のタイプで揃えました。
Google Home・Apple ホームに対応!トロードフリ ゲートウェイ
冒頭でも書きましたがトロードフリはZigBeeという無線規格を採用していてスマホから直接操作できません。Philips Hueでもそうですがゲートウェイ(ブリッジ)をネットワークにつないでWi-fi越しに操作ができるようになります。
つまりGoogle HomeやApple HomeKitから操作するにはゲートウェイは必須です。
主要なApple HomeKit、Google Assistant(Google Home)、Alexa(Amazon Echo)に対応しています。こういうスマート照明が欲しい方はGoogle HomeかAmazon Echoを持っていると思うので、人を選ばず使えるところは嬉しい。
本体以外に電源用のMicroUSBケーブル・アダプタ、ネットワークに接続するLANケーブルが付属しています。最近は必要なケーブルなど省かれてる場合が少なくないですが、別途用意しなくてもいいのは嬉しいところ。
サイドには電源等のケーブルを通すスリットが、背面には壁がけ用の穴が開いています。
ゲートウェイを持ってみると、ものすごく軽いと第一印象に思うでしょう。それもそのはず、蓋を開けてみると結構スカスカ。ケーブルを巻きつけておくスペースが十分に確保されていました。そのおかげで配線をすっきりとさせられるので最高。
ゲートウェイを接続した同じネットワークのiOSあるいはAndroidからTRÅDFRIアプリでゲートウェイをセットアップします。
TRÅDFRIアプリで画面の通り進めると難なくゲートウェイと接続ができました。次は照明をペアリング…ん?追加するデバイスに照明が出てこない。
ゲートウェイと照明をペアリングするには別途リモコンが必要
おかしい…と思い、マニュアルをみてみることに。
ゲートウェイは、単体では光源を追加することはできません。追加する場合は、TRÅDFRI/トロードフリ ステアリングデバイス(リモコンやモーションセンサーなど)が必要です。
TRÅDFRI ゲートウェイマニュアル
しっかりと照明とゲートウェイをペアリングするには、別途リモコンやモーションセンサーが必要と書いてありました。これは調査不足…。購入される場合は気をつけてください。
急いでIKEAに駆け込み、新しく電球x1・リモコンセットを購入してきました。リモコン単体でも販売されていましたが、セットで買う方が実質リモコン500円なのでお得。
電球 | リモコン | 電球・リモコンセット |
2,499円 | 1,499円 | 2,999円 |
ゲートウェイと照明をペアリング
付属品はTRÅDFRI電球、リモコン、リモコン用ボタン電池、両面テープ。リモコンは真ん中が電源のオンオフ、上下が明るさの調整、左右が色味を変えるボタンになっています。
リモコン背面に両面テープあるいは、ネジを引っ掛けて壁がけにしたりすることも可能。
背面部の白いカップを剥がして、ボタン電池をいれます。このあとリモコンの登録に隣のボタンを使うので閉めずにそのままで。
TRÅDFRIアプリに戻り、リモコンをタップ。リモコンの電池の隣のボタンをすばやく4回押して最後に長押しにするとペアリングモードに。アプリを見てみるとリモコンの接続が10秒ほどで完了しました。
電球を適当なソケットに接続しライトを点灯させます。アプリ側で追加したいライト、コントロールデバイスを選択。アプリの指示通りに進めていくだけで完了。残りの電球もサクサクとペアリング。
キッチンとリビングに振り分けて設定してみました。名前の上にある白と黄色の丸から光色、下のスライダーから 明るさの調整が可能です。
Siriから操作してみた
AppleのHomeKitにネイティブに対応しています。iOSデバイスのホームアプリからTRÅDFRIを追加することでSiriからの操作が可能に。
ホームアプリの右上の+(プラス)をタップ、TRÅDFRIゲートウェイ背面のコードを読み込むだけで追加完了です。
TRÅDFRI良いね
ゲートウェイに電球を追加するのにリモコンが別途必要で、買い出しにいったりと手間取ってしまいましたが、セットアップ自体は本当に簡単ですんなりと出来てしまいました。
Apple HomeKitやGoogle Homeにもネイティブに対応しているので使い勝手がすごく良いし、生活シーンに合わせて調光できるのが最高です。
競合のスマート照明と比べても安価で導入しやすいので、ぜひお試しを。
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